フリーWi-Fi置くメリット
・直接的に集客に繋がる
フリーWi-Fiを置くことは直接的に集客に繋がります。
ほとんどの方が、スマートフォンの通信制限を気にしながらネットを利用しています。そのような中で通信制限外でネットを楽しめる環境があるというだけで「あのお店に行こうか」と思わせる効果があります。
特に、ネットゲームや動画を鑑賞する世代の方達には効果があります。
・ビジネスパーソンへアプローチ
ネットを使ってビジネスをするパーソンにとってもフリーWi-Fiは魅力的です。
食事をしながら仕事もできる環境を提供することで、常連になってくれる可能性が高い顧客といえます。
・顧客がいない時間を減らすことができる
フリーWi-Fiを置くと、入店したお客様が長居する傾向があります。
顧客の数に変わりがなくても、滞在時間が長くなることで”店内に誰もお客様が居なくなる時間”を減らすことができます。
少し考えて見てください、誰もお客がいない飲食店と賑わっている飲食店ならどちらの方が入りやすいと感じますか?多くの方は後者なのではないでしょうか。
誰もいない時間を作らない=入りやすい飲食店となるのです。
フリーWi-Fiを置くデメリット
・回転率が下がる
先ほど、メリットの項目で”お客様が長居する傾向があるので、誰もいない時間を減らすことができる”と申し上げました。その反面、回転率が下がるというデメリットも生じます。
フリーWi-Fiが使えるとなると、ゲームやネットに熱中したお客様がなかなか帰ってくれない…という事態が高確率で起こります。中には、店内が込み合ってきても全く気にしない方もいらっしゃいます。
回転率の低下はある程度覚悟しなければなりません。
・若者や子供が集まりやすくなる
フリーWi-Fiを置くと、スマートフォンやタブレットを使いこなす若い世代の利用が殖えます。
ポップな雰囲気の飲食店やカフェスタイルの飲食店であれば問題ありません。ですが、大人向けの落ち着いた飲食店やお洒落な飲食店の場合は、店の雰囲気が壊れてしまう可能性もあります。
・来店の目的がWi-Fiになる
当然のことですが、飲食店は料理や飲み物、サービスや雰囲気を楽しむ場所です。
ですが、フリーWi-Fiを解放していることをアピールすると、本来の目的ではなくフリーWi-Fiをメインの目的にして来店するお客様も出てきます。
そのようなお客様は、飲食が目的ではありませんから客単価も下がる傾向があります。
せっかく準備した食事や飲み物より、Wi-Fiを使ったゲームや動画に夢中…という方も出てきます。
周りのお客様への印象もよくありませんし、接客スタッフや調理スタッフのモチベーションが低下する危険もあります。
デメリットへの対策は?
・回転率への対策
回転率が下がるデメリットへの対策としては、”店内が込み合ってきたら声かけをする”という方法がシンプルです。
お客様が長居することには、追加注文などのメリットもありますので、一律に時間制限などを設けるのはあまり有効な方法とはいえません。
店内が込み合ってきて待ち時間が発生しているのに、食事が終わってもネットやゲームをしている方がいるのなら”込み合ってきたので席をあけていただけませんか?”とストレートにお願いするようにしましょう。
・店の雰囲気を守るために
フリーWi-Fi目的の来店が増えて、若い世代のお客様が増えた場合は、店の雰囲気を維持する対応が必要です。
食事が終わってもなお、ゲームやネットをするために店内にいるお客様にはお声かけをする…という方法があります。
それでも改善しないようなら、ドレスコードを儲けたりWi-Fiの同時接続台数を減らして対応するという方法も有効です。
・完全フリーにしない
誰でもエリア内に入れば使用できるフリーWi-Fiにせずに、フリーWi-Fiの暗証番号を入力するスタイルのWi-Fiにするという方法もあります。
店内の目だたたないところにIDを張り出すか、もしくはスタッフに声をかけてもらった方にのみ教える…というやり方です。
わざわざIDを入力したり、スタッフに声をかけるという手間を増やすことで、少しだけフリーWi-Fi使用のハードルをあげることができます。
・ホールスタッフに権限を
フリーWi-Fiを置くときには、メリットもデメリットもあります。
メリットを享受し、デメリットを回避するために必要なことは”現場の判断”です。ホールスタッフがいちいち店長やオーナーに許可を取らなくてもお客様にお声かけできるように、権限を与えておきましょう。
まとめ
フリーWi-Fiを置くと、必ずメリットとデメリットの両方が発生します。
店の雰囲気や、客層、スタッフの接客レベルなどを吟味した上で、フリーWi-Fiを置くメリットが上回った場合にのみ設置するようにしましょう。
フリーWi-Fiがあれば集客ができる!という安易な考えで設置してしまうとデメリットの方が大きくなってしまいます。せっかくに店内の雰囲気が台無しになったり客層が悪くなって乗客を逃さないよう注意が必要です。