ワラント(ワラント債)とは

ワラントとは、当該企業の株式を、予め定められた価格で購入することができる権利(またはその証書=新株予約権証券)のことであり、このワラントを付与した社債を「ワラント債」といいます。


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ワラントとは、当該企業の株式を、予め定められた価格で購入することができる権利(またはその証書=新株予約権証券)のことであり、このワラントを付与した社債を「ワラント債」といいます。ワラント債にはワラント部分と社債部分を分離できるものと出来ないものがあり、後者の「非分類型」が2002年の商法改正以前の新株引受権付社債(ワラント債の非分離型)に当たるものでした。
商法改正後は、転換社債とともに「新株予約権付社債」という名称に統一されています。なお、分離型ワラント債については社債と新株予約権の同時発行として構成されたため、新株予約権付社債の概念からは除外されています。
こうしたことから、ワラントは「新株予約権」「新株引受権」とも呼ばれています。