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CAPMとは、Capital Asset Pricing Model の略で、資本資産評価モデル のことで、1960年代にW・シャープとJ・リントナーらによって完成された理論になります。 CAPMは、株式投資家からの期待収益率、いわゆる「株主資本コスト」を算出することが出来るモデルとなり、現在、世界的にもっとも一般的な株主資本コストの算定方法として利用されています。
複数の企業(事業)が合併・統合されることにより、各々の企業(事業)が別々に存在・運営していたときよりも大きな価値が得られるメリットのことを意味しています。
M&Aとは、「Mergers(合併)& Acquisitions(買収)」の略で、2つ以上の企業が統合して1つになったり(合併)、ある企業が他の企業自体やその企業の一部の事業を買ったりする行為(買収)のことを意味します。
意向表明書は、買い手候補企業が売り手側の経営陣(主に代表取締役)や株主(主に筆頭株主)に対して提出する書面です。 内容としては、M&Aを通じてその企業を購入したい意向や、買収の目的、買収価格、資金調達方法、見込まれるシナジー効果、取引スケジュール、買収スキームなどが記載されています。
オリジネーション(Origination)とは、M&Aや資金調達などの案件の、打診・発掘・提案・取得を行うことを指します。 創り出す・始める、などの意味を持つ「originate」 に由来しています。
ネームクリアとは、ノンネーム(ノンネームシート)で興味を示した買い手候補企業に対し、譲渡希望企業の社名や更なる詳細情報を開示することを指します。M&Aにおいては、秘密保持契約を締結した後に行われます。