イニシャルコストとは

イニシャルコストとは、一般的に「初期費用」や「導入費用」などと訳されています。今回は、飲食店におけるイニシャルコストの種類についてもご紹介していきます。


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イニシャルコストとは、一般的に「初期費用」や「導入費用」などと訳されています。

イニシャル(initial)には「最初の、初めの、初期の」といった意味があることから、物品やサービス、システム等の購入・導入時に「初回の1回のみ掛かる費用」と言う意味合いになります。

イニシャルコストは、固定費に分類されます。

一方、使用開始後に、その使用の継続や管理をするために掛かる費用は「ランニングコスト(running cost)」と呼ばれています。
人件費や原材料費、水道光熱費、消耗品などが該当し、変動費に分類されます。

飲食店におけるイニシャルコストとは、新規店舗の構想・企画段階から、実際に開業するまでに必要となる費用のことを指します。
その費用は、次の2つに大別することが出来ます。

①店舗物件を取得するための費用
物件を取得するために必要な費用には、物件の保証金や敷金、礼金などが該当します。また、物件を紹介してくれた不動産会社に支払う仲介手数料やも該当します。

②物件取得後、開業準備のための費用
開業準備のための費用としては、まず、物件の内装や外装の工事、厨房設備の導入や什器の購入などの設備面の費用が挙げられます。

そして店舗を運営していく上では、店舗スタッフの募集広告やユニフォームの作成、メニューやチラシの作成やグルメサイトへの情報掲載など、様々なコスト項目が挙げられます。