貸主とは

貸主とは、土地やマンション、住宅などの不動産の賃貸借契約において、土地や部屋、建物を貸す立場にある人、もしくは法人の事を指します。不動産業者は、取引の対象となる不動産に対してどういう立場になるかで呼び方が変わってきますのでその辺りも含めてご説明します。


この記事は約2分で読み終わります。

貸主とは、土地やマンション、住宅などの不動産の賃貸借契約において、土地や部屋、建物を貸す立場にある人、もしくは法人の事を指します。

土地の貸主は「地主」、建物の貸主は「家主」「大家」とも呼ばれています。

ほとんどの場合、その不動産の所有者(オーナー)の立場でもあります。

または、不動産の賃貸借契約の取引態様の一つとして「貸主」という用語が使用される場合もあります。

「取引態様」とは、不動産業者(宅地建物取引業者)が、取引きの対象となる不動産に対してどのような立場で関与するのかを明示したもので、「貸主・売主」「代理」「仲介・媒介」の3つに分類されています。

多くの場合は物件を保有している不動産会社が貸主となり、一般個人の大家さんが直接貸主になる場合はあまりありません。

取引態様が「貸主」のときには、宅地建物取引業法の規制が及びません。

そのため、重要事項説明書の説明義務がなく、重要事項説明書の交付のみで細かい点を見逃しがちですので、注意が必要です。