賃発とは

賃発とは「賃料発生日」の略で、賃料の発生する日のことを指します。 内装工事が必要な物件と居抜き物件で「賃料発生日」の設定基準が違う場合があります。そちらも含めてご説明します。


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賃発とは「賃料発生日」の略で、賃料の発生する日のことを指します。
賃料とは、賃貸借契約に基づいて、賃借人から賃貸人に対して支払われる対価のことをいい、家賃や地代、車の駐車場代などのレンタル費用等が含まれています。

飲食業界においては、売上高に占める賃料の割合が、一般的には10%前後である、というデータがあります。

他業種を見ると、飲食業界と同程度なのが理美容業界で11%前後、アパレル業界やパン屋等で7%、ドラッグストア・書店などが4%、コンビニエンスストア業界で2%となっていて、
飲食業界においては、賃料の割合が大きくなっているのがわかります。

物件は、一般的に賃料の支払いが生じた日から借りた物件の使用が可能になるので、使用開始の起算日は、内装等のテナント工事の開始日に設定するのが一般的です。

居抜き物件の場合には、造作や設備をそのまま引き継いで使用できるため、基本的には契約日=賃料発生日とすることが多くなっています。

賃料の引き下げは難しくても、賃発(賃料発生日)を遅らせたり、物件によっては契約前のフリーレント期間がある場合もあるので、初期段階のコストを抑えるためにも、賃発については一度問い合わせをしてみましょう。