元付け業者とは

元付け業者とは誰を指すのか、元付け業者の業務内容や特徴などを含め解説します。


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元付け業者とは、不動産売買における売り主、または不動産賃貸における貸し主から、直接物件を託された業者のことを指します。

依頼を受けた元付け業者は、託された物件の情報を市場に公開します。
その情報を見て、不動産の購入希望者や、賃貸の入居希望者を探して紹介する仲介業者を「客付け業者」と呼びます。
短く「元付け」「客付け」とも呼ばれています。

”Aの物件については元付け業者であっても、Bの物件では客付け業者になる”ということもありますが、それぞれをメイン業務にしている業者もあります。

元付け業者の特徴としては、その土地で長く営業しているような地域密着型の不動産会社が多いです。
大家さんや売り主との付き合いを大切にしているため、地域の環境や家賃の相場、託される物件の状態や様子なども詳しく把握している、といった特徴があります。

元付け業者かどうかの判断は、広告や物件概要書などを見て判断することが出来ます。
取引形態や取引態様のところに、「専属専任媒介」「専任媒介」と書いていれば元付業者です。
一般媒介は流通物件になるため客付け業者が取り扱うことになりますが、複数社が元付業者になることもあります。

また、ホームページを持っていれば、その業務内容からも判断できます。
地元不動産の売買や賃貸・管理を行っている、とあればほぼ元付け業者と言えます。