店舗総合保険とは

店舗総合保険とは、店舗や事務所に起こる様々なリスクによって設備や什器、商品などの損害を補償します。
店舗を経営する上で、欠かせない保険の一つとなっています。

店舗総合保険では、一般的な火災保険と同じように、火災、落雷、水災、風災、雹（ひょう）災、雪災等の自然災害、破裂・爆発、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊、漏水などによる水漏れ、盗難による被害等によって設備や什器、商品に発生した損害に対しての保障があります。

それに加え、店舗向けに、休業リスク（店舗への損害や食中毒などにより、休業に追い込まれて売上が減少するなどのリスク）、賠償リスク（お客様の身体・財産に損害を与えた場合など、店舗で損害賠償責任が生じるリスク）にも対応しているのが、店舗総合保険の特徴となっています。

また、店舗総合保険以外にも、店舗の内容に沿った特約も用意されています。
飲食店であれば、飲食店特約として「食中毒見舞い保険金」「営業停止見舞金」「生産物賠償責任の補償」などがあります。

飲食店にとっては、事前に加入しておくと安心できる保障となっています。

考えうるすべてのリスクに対応したいところですが、財政面も考慮し、店舗で発生する可能性の高いリスクや、特に必要とする保障などを比較検討して、店舗の経営において最適な保険プランを検討することが重要です。