平面図とは

平面図は最も基本となる図面であり、他の図面の見出しや索引などとしても使われています。平面図には何が記されているのか、店舗の平面図の特徴も含めご説明します。


この記事は約2分で読み終わります。

平面図とは、建物の各階を床面から1.5メートル程度の高さで水平に切り、真上から見下ろした姿を適当な縮尺で表した図面のことを指します。

三次元の立体や空間を平面上に表す方法としては、この平面図の他に立面図,断面図,透視図,等測投影図などがあります。

平面図は、数々ある図面の中で最も基本となる図面であり、他の図面の見出しや索引などとしても使われており、各階の柱、壁、間仕切り、窓や出来口などの開口部、階段、昇降機など建物の主要部の寸法や、相互の位置関係が示されています。

その他、部屋の間取りや用途、面積、床高、壁の構造、開口部の開き勝手など主要設備や、作り付け家具などが表示されています。
また、吹き抜けや床下収納、吊り戸棚なども示されることがあります。

一般的に「間取図」というと、この平面図のことを指しますが、不動産屋でもらえるような一般的な部屋の間取図は、イメージ図のようなものであり、分かるのは大まかなレイアウトのみとなります。

飲食店開業の際には、平面図は保健所などへの申請書類として必要となります。
飲食店の平面図では、入り口や間仕切りの位置、什器のレイアウト、厨房の位置・大きさ、客席の位置・席数が表されています。

店舗の場合の平面図は、50分の1または30分の1の縮尺で、描かれるのが一般的です。