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パントリーとは、「配膳室」を意味する言葉である。レストランなどではキッチンのホール側にある配膳台となるスペースのことをパントリーという。ホールスタッフが水を入れたりする作業を行う台などもパントリーと呼ばれることが多い。
飲食店の開業をする際に気を付けておきたいのが、飲食店は「特殊建築物」に部類されるため様々な建築基準が通常の建築物よりも厳しくなっていることである。火災などが発生した際に不特定多数の人が使う特殊建築物の場合は被害が大きくなる可能性がある。そのため、工事や設備の設置基準は厳しくなっている。
地産地消とは、地元で生産されたものを地元で消費するという意味である。当初は直売所やスーパーといった場所で消費者ができるだけ地元産の食材を購入するように呼び掛けていた。現在はその取り組みが飲食店にも広がっており、地産地消をアピールポイントとしている飲食店も増えている。
バンケットとは「宴会」という意味の言葉。飲食店では宴会メニューのことを「バンケットメニュー」「バンケットプラン」といった表記をすることがある。ウエディング用語やホテル用語として使われることが多いが、飲食店でもバンケットという言葉を宴会に関係する意味で使用することが多い。
裏メニューとは正式なメニューに載せていないメニューのこと。「隠しメニュー」と呼ばれることもある。大手チェーンではあえてWEBやCMなどで裏メニューの情報を提供して集客を増やしているところもある。
クラウドファンディングとは、インターネットを活用した資金調達のシステムである。特定のプロジェクトをネット上で公開し、それに賛同する不特定多数の出資者から資金を集めていく。
インスタグラムは画像や動画がメインのSNS。ハッシュタグと呼ばれるタグ付けをすることで特定のワードに関連付けられた投稿をチェックすることができるといった特徴がある。
QSCとは「Quality(クオリティ)」「Service(サービス)」「Cleanliness(クレンリネス)」の頭文字を取った略称である。それぞれを日本語に訳すと「品質」「接客」「清掃」となる。
36協定とは、時間外労働や休日労働に関する協定届のこと。労働基準法36条がもとになっているので36協定と呼ばれている。
ラックバイトとは、正社員のような業務や態度、責任を求められるようなアルバイトのこと。主に学生のアルバイトに使われる言葉で、アルバイトの業務のために学生が学生らしい生活を送ることが出来なくなってしまう状態を指す。
飲食店を開業するにあたって、助成金や補助金を受け取れるケースがある。融資とは違って返済する必要のない助成金や補助金は飲食店開業の際には非常に役立つものとなる。少しでも開業にかかる費用を抑えるためにも欠かさずに申請しておきたい。
ここ数年で飲食店業界では「フェス」と呼ばれるイベントが増えている。 全国各地で行われており、多くの来客が見込めることから単なる売り上げアップの為だけでなく、店舗の知名度アップにも効果があるイベントとして注目されている。
ニッパチとは漢字で書くと「二八」と記載する。1年のうち2月と8月が売り上げが落ちる閑散期となる、その法則を示した俗語である。
スーパーバイザーとは運営に関するマネジメント業務をする役職のこと。SVと略される。エリアマネージャーなどとも呼ばれている。基本的には大手飲食店チェーンでなどの本社の人間が就く仕事であり、各店舗の店長よりも上の立場となる。
飲食店を開業する際に「用途変更」が必要なケースがある。「用途変更」とは元々物販店だった物件を借りて飲食店にしたり、事務所として使われていた物件を飲食店として利用するために借りる場合に必要な手続きである。
「中食」とは、総菜や弁当を買って自宅に帰り、自宅で食事をすることである。「なかしょく」「ちゅうしょく」と読む。近年ではこの「中食」をする人も増えており、飲食店の形態もそれに合わせてデリバリーやお弁当のサービスを行っているところが増えている。
飲食店では店のジャンルを変更することを「業態変更」または「業態転換」という。例えば、すし屋から居酒屋へ・カフェからバーへといったように、店のジャンルを変えることを業態変更と言う。業態変更は主に売り上げが下がっている際に、その状況を打破するために行う。
マクロビオティックとは、食生活方法の1つである。食文化研究家の桜沢如一が考案した食生活方法で健康的に長寿を目指すことができると言われている。 玄米を主食とし、野菜や漬物などを副食とすることを基本としていてヘルシーな食生活となることが特徴である。
パティシエとは洋菓子職人のこと。男性の洋菓子職人をパティシエ・女性の洋菓子職人をパティシエールというが、一般的には男女問わず「パティシエ」と呼ぶことが多い。
デリバリーとは、出前や宅配のことを指す用語である。飲食店業界では寿司やピザなどのデリバリーが主流となっているが、メニューを問わず様々なものがデリバリーされている。特に東京都にはデリバリータイプの店が多く、全国の9割のデリバリー店が都内にあるとも言われている。都会では非常にニーズが高い業態だと言える。
飲食店では、店長が高圧的でアルバイトやパートスタッフなどに対して暴言を吐いたり、場合によっては暴力的な行為をするといったことがパワハラとして問題になるケースもよくある。飲食店は他の業種に比べてパワハラでの問題が多いと言われている。